2017年09月24日

破裂事故相次ぐ

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現場から送られてきた生々しい写真です。
W様は走行中にボンネットから煙が噴き出すという、まるでマンガのようなオーバーヒートを体験されました。
この写真はお客様から実況で頂いた画像です。

ううむ、ヒーターバルブ(〜’96)が破損しています!
これじゃぁ蒸気が吹き出すのも無理ありませんよね(涙)





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さて、入庫したミニから現物を取り外してみると・・・
パックリ!
こちらの断面は取外しの際にホースに固着して割れてしまいました。
何というモロさw





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こっち側が破裂した側。
恐らくずいぶん前からクラックが入っていて、少しずつクーラントが流れ出していたのでしょう。
成分がカチカチになって堆積しています。
入っていたクーラントも古かったご様子ですね。
そして、最後の一押しで完全に破裂してしまったようです。

こうやって一気に噴火するには原因が必ずあるはずです。
もちろん、プラスチックの経年劣化があった事は間違いありませんが、内圧が異常に高くなって爆発したと思われます。

水路の詰まりで水がうまく回らず、ラジエーター下の電動ファンスイッチ部分は冷たいまま。
そしてファンが回らず、水温がますます高温になってしまい、古いクーラントが沸騰、そして内圧が異常に高まって、経年劣化したプラスチックを破損させてしまったと予想されます。
色々な原因が重なってこうなっちゃったんですね。
そういえば夏の初めにも同じようなケースがありました。




2.jpg

ここ数年、インジェクション車の樹脂製ヒーターホースジョイント&ヒーターバルブが破裂する故障が目立っています。
恐らくすべてのミニでこの樹脂部分の劣化が進行していると思われます。
「俺のミニはもうやるところないよ」というオーナー様、予防的に交換しておくのが良いかもしれませんよ。
交換するなら金属製に置き換えると安心です。
皆様も爆発事故にあわないために、水温管理にお気を付けください〜

posted by すたんもあー at 13:41| 東京 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする