2011年11月20日

あなたの触媒、大丈夫ですか?

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車検でお預かりしたお客様のミニ、排気漏れがあり、更に排ガス濃度に問題がありましたので、調べてみます・・・
まずは、排気ガス漏れ部分。
1.3インジェクションのダウンパイプのガスケットが抜けておりました。
強化タイプのガスケットを使用していたのですが、ガスケットが破けたのではなく、ガスケットが上下2層に分離し、Aの部分から排ガスが吹き抜けておりました。
更に@の部分では素材が詰まっているはずの穴が吹き抜け、貫通しておりました。
マフラーをぶつけた傷も無いのに、何故ココにそんな圧力が掛かっているのでしょうか・・・


2.jpg

触媒を外すと、理由はすぐに判明しました。
外した触媒から金属光沢の粉がポロポロ出てきています。
触媒を振るとカラカラと言う音が。


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中を覗いてみると、真っ暗。
手前のネット部分まですっかり詰まってしまっていますね。


4.jpg

正常な触媒はこんな感じに、中の3元触媒を通してうっすらと向こう側の光が触媒の間から透けて見えます。
この細かいの蜂の巣状の通路を通る事により排気ガスが浄化されるのですが、問題の触媒は中身が砕けてバラバラになってしまって、排気抵抗となっていたのです。
その抵抗はダウンパイプのガスケットを拭き抜いてしまう程で、場合によってはバルブまで影響しかねません。
3元触媒が砕けたので、排気ガスがうまく浄化されずに排気ガスもNGになってしまっておりました。
吹けあがりもかなり悪かったのではないでしょうか。

キャブ車に多い症状ではありますが、インジェクション車でもセンサー故障やバキュームパイプ破損、ECUの異常によって異常燃焼が起こった場合には、触媒にもダメージを与える事があります。
皆様のミニは大丈夫?
最近吹け上がりが悪い、排気ガスがくさいなど、異常に気が付いたらお早めに点検を!

posted by すたんもあー at 20:36| 東京 ☀ | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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